先日、家の鍵を落としてしまいました。
ショッピングセンターに併設されている銀行のキャッシュコーナーでガサゴソとポケットの中をかき回していた時だと思います。
鍵がないことに気づいたのは、家に帰ってから扉の前で。
とりあえず周りに落ちていないか探してみます。
周りにないと、来た道を引き返します。
鍵を失った全ての可能性は、家を出て施錠してポケットに鍵をしまってから、帰宅して扉の前までの間。それまでは、鍵の存在を意識していません。
玄関の鍵がかかっているので、その時点では紛失していないということがいえます。
残念ながらその先は全くわかりません。
通った道を辿りながら、下をよくみながら辿ります。
銀行のキャッシュコーナーまで行き、据え付けてあるインターホンで尋ねてみましたが届いてないとの返答。
次にショッピングセンターのサービスセンターへ。
こちらも届いていないとのこと。
ちょっと前だったのでまだ届いていないのかも?と考えながら、明日もう一度来てみようと、帰り道も思い出しながら通ったところを探して帰路につきました。
残念ながら見つかりません。
落としたのは家の鍵などで、バックアップの鍵で複製すればことは済むのですが。
お値段は如何程か? 1,500円くらいかな?
と考えながら、それでもなかなか諦めきれません。
翌日、もう一度ショッピングセンターへの道のりをたどり、またサービスセンターに問い合わせてみようと考えました。
よく考えてみると、辿った道は他人が必ず通っている道です。
鍵が落ちていたから放っておくとは考えられませんよね?
そうです、辿った道を下を見ながら探したって見つかるわけがありません。
多くの人は、それを届けたり、あるいは近くにあるものにぶら下げたり、見えるところに置いてくれたりするはずです。
そうです、探すのは地面ではなく、その周辺の小高いところです。塀の上とか、電柱の針金みたいなところとか。人が無闇に踏んだりしないところにおいてくれている筈です。
そうして、翌日その道を辿り、塀の上とか、柱の引っ掛けられるところなどをチェックしながらキャッシュコーナーまで来ました。
やっぱり無いか…. あった! キャスター付きの移動看板の上にありました!
やっぱり誰かが、そこに置いてくれていたのです。
助かりました。
ものを落として紛失した時は、一通りのあるところならば、地面ではなくものを置ける場所や引っ掛けるところを探しましょう。
助かりました。