ピッチャーの重圧

ジャッジか大谷かのMVP論争に、元ピッチャーのレジェンドが揃って意見を同じくしています。

大谷こそが最も素晴らしいと称えているのです。

ピッチャーをやりながら、他の役割を果たすことは不可能に近い出来事であるというのが彼らの意見です。

なぜなら、野球において、最も疲労度が大きいのはやはりピッチャーでしょう。

勝敗の行方を左右するのが投手です。

というよりも相手に打たせないということからいうと抑えであり、もっというと負けない役割ということができます。

ピッチャーが0点で抑える試合に負けはないのです。

ですからその責任は重いのです。

責任が重いと精神面での疲労度は大きくなります。

そのプレッシャーが全ての打者から連続で襲ってくるのです。

バッターにも勝敗のプレッシャーがあるでしょうが、9人に一人の割合です。

守備の責任も分散されています。

ピッチャーレジェンドはそのプレッシャーを経験しているからこそ大谷さんを見ると信じられないのですね。