『コミュニティー・ロード』の弊害

木製エクステリア

コミュニティロードは商店街などで、通行する車の速度を落とさせるための仕掛けとして整備されました。

コミュニティロードは商店街などの歩行者の多い道に整備されます。

まっすぐな導線の道路を整備するところを、少し曲げたり、左右に凹凸を作ったりと意図的に障害物を作ります。

そうすることで車のドライバーは、事故回避のために速度を落とします。

この速度低下と注意力を高めさせることにより事故の発生を防ごうというものです。

しかし、昨今このコミュニティーロードに駐車する人が多く問題となっています。

止める側は、『凸凹していて止めやすい。駐車するために整備されているのでは?』と考える様です。

商店街側としては店舗の来客に文句を言うのもなかなか難しい様です。

店側としてはさっさと買って帰ってくれれば問題ないと考えるかもしれません。

しかし、長時間駐車する人もいる様です。

ドライバーの立場ならやはり『停めます。』

店側としては、停められて何が困るかと言うと、

『仕入商品の搬送トラックが停められない』

ということだそうです。?!!

最もらしい理由をつけると

『もしもの時、緊急車両が通行できない。』

ということで、なるほどこれだと警察も積極的に動くでしょう。

コミュニティーロードは、凹凸でできたスペースに植栽を作ったり、ベンチやテーブルを置いたりと憩いをもたらす箇所が設けられます。

昨今の環境への意識やSDGsの住み続けられる都市などを鑑みると好ましい都市施設なのでしょう。

一方で、この様な駐車の問題、運転上の見通しの問題などが解決されなければなかなか存続が危ぶまれる施設となりかねません。

コミュニティロードのアウト・カムは、安全・安心にあるのです。

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